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魔法少女 2nd - Final -



(いま、妖魔はわたしたち、と言いましたが…)
快楽で惚けたルビーの頭に、妖魔の言葉が引掛かる。
敵となった3人が居なくなり、目の前にはメデューサキュバットしかいない。
「メデューサキュバット、あなたはわたくしを奴隷にするつもりだと聞きました。 そんなことが出来ると思っているのですか、魔法少女を篭絡し、なにを企んでいるのですか」
ゆっくりとルビーに近づきながら、妖魔は質問に答える。
「フフフ…強い妖魔に仕え、飼われることがイヤになったの。 ワタシは妖魔を、マジックワールドを統べる支配者になることにしたのよ」
「マジックワールドを統べる支配者ですって…」
「そうよ。 フフフ… でも、手に入れた力だけでは、まだ十分とは言えないの」
サディスティックに顔を歪める妖魔の額に、蒼、白、黄の石が眼を開くように現れ、ルビーの魔力を凌駕する強大な魔力が周囲に溢れ出した。
「そ、それは…」
「フフフ…あの娘たちのジュエルから吸い取った力、ワタシの魔力の結晶よ」
「邪悪が、ジュエルの神聖な力を… そんなことはありえません…」
「フフ…信じられないようね。 力を見せてあげたいけど、まだ思うように使えないから、お前に色々教えてもらわないといけないのよ」
「だからわたくしを奴隷にですか。 フッ…笑止です。  たとえ何をされても、マジックワールドの災いとなる邪悪に、協力など致しません」
「フフフ…」
妖魔の顔に余裕とも思える笑みが浮かぶ。
「フフフ…この娘も最初は、同じようなことを言ってたのよ。 でも…  フフッ…フフフ…」
妖魔の尻尾が少しずつルビーの眼に入る位置に動き出し、そのすべてが露になったとき、ルビーの目は大きく見開かれた。
「エメラルドッ!!」
首に尻尾が巻きつき、その先端を口の中に捻じ込まれたエメラルドが、抵抗する様子も見せず、ヨロヨロと妖魔の隣に引き寄せられた。
「フフフ…侵される悦びに歓喜の声を上げるくせに、ワタシの言うことには従わないの。 困った娘なのよ… でも…フフ…」
「エメラルド! あなたの心は、まだ邪悪と戦おうとしています。 戦って、戦って下さい、エメラルドッ!!」
まだ消えていないエメラルドの魔法少女の意志を感じ取ったルビーが必死に呼びかける。
だが、エメラルドは視線だけを彼女に向けるだけで、それ以上の反応は見せなかった。
「ンぁ… あぁ…」
口に捻じ込まれていた赤紫の実が引き抜かれると、エメラルドは名残り惜しそうに声を漏らし、離れてゆく実を舌を出し追い求めた。
「エメラルドッ!!」
「…ル…… …ル…ビ……」
ルビーの呼びかけに焦点の定まらない眼を向け直すエメラルド。
「フフフ…エメラルド、ワタシの命令に従いなさい。 さぁ、大好きなルビーを、好きなだけ侵しなさい」
「なッ!! メデューサキュバット、止めなさい!!」
「…ル……ル…ビ…を……侵す…  イ……イ…ヤ……  ルビーに…そんな…こと…」
「エメラルド…  そうです、戦って下さい! あなたの中に巣食う邪悪を振り解き… えっ!?」
ルビーに向けてかざされた妖魔の掌が紫に輝き、不気味な魔方陣が描かれる。
「フフフ…エメラルドの中には、穢れのない、お前の姿が根付いているのよ」
妖魔の命令を拒むエメラルドの姿に、希望を抱いたルビーを強烈な快楽が襲う。
「ハグッ!!」
「フフ…これくらいの魔力なら使えるのよ」
ルビーの白いレオタードドレスの下腹部がボロボロと崩れ、露になった白い肌に紫の魔方陣が刻みつけられた。
「な、なにを…ングッ…ハヒぃっ」
「フフフ…これからはじまる快楽の宴で、お前が美しい姿に変わらないようにするためのお呪い、ってとこかしら。 それと…」
「ヒッ…ヒグッ!」
「フフフ…お前の醜態を曝け出し、この娘をワタシのモノにするお呪いでもあるのよ」
エメラルドを抱き寄せた妖魔は、よがり狂うルビーの姿を見せながら耳元で囁く。
「見なさいエメラルド、これが大好きな魔法聖女の本当の姿。 アソコを蟲に侵されて、よがり狂う淫猥なメスの姿よ」
「…ル…ビ…… …ル…ビ…どう…して…  なにを…して…」
「フフフ…キモチよさそうでしょう。 ほら、また蜜を飛ばしたわ」
「ち…ちがう… だまされ…ない… …ル…ビ…が… そんな…こと…  ル…ビ…じゃ… これ…は…ル…ビ…じゃ…ない…」
「フフ…イイ匂い… これは魔法聖女の蜜の匂いね」
「ちが……  ニォィ…」
妖魔の言葉に反応して、鼻で息を吸い込んだエメラルドの胸が小さく膨れる。
「フフフ…どう? イイ匂いがするでしょう」
コクリと従順に頷いたエメラルドの口元から透明の糸が線を引く。
ルビーが晒す醜態と迸らせる蜜の香りが、エメラルドのかたく閉ざされた心を抉じ開け、妖魔が躾けた快楽が彼女の心を支配し、従順なシモベへと誘う。
「イィ…におい… あまい…すっぱい…におぃ…  イイ…匂い…」
「エメ…ラルド… ダメ…です… しっかり…ッはくぅッ!!」
「あぁ…ちが…う…  ルビ……   ルビ…が…  こんな… こんな…こと…」
「フフ…またイッたわ。 うぅぅん…この匂い、たまらない…」
妖魔の尻尾がルビーの秘裂を撫でまわし、さらに快楽を昂める。
「や、やめなさ…イッ…ハッ…くひぃッ!!  ッんはッ、イィッ!!」
よがり狂うルビーを見つめ、小さく首を左右に振るエメラルドの眼から涙が零れ落ちた。
「ちが…う… ル…ビ…が… ルビ…が…こんな… こんな…」
「フフフ…大好きな魔法聖女が、あんな蟲に侵されているけど…  エメラルド、あなたは平気なの?」
首を振り続けるエメラルドの喉が唾を飲み込み小さく上下し、眼に黒い影が宿る。
「フフ…イヤなんでしょう。 蟲なんかに侵される姿を見るのがイヤなんでしょう」
「ち…が…う… ル…ビ…が… ルビ…は……」
「エメラルド、いいの? このまま蟲なんかにヤらせて…  エメラルドがしないなら、ワタシが…」
「ィ…ヤ……」
「ン? なにがイヤなのエメラルド」
「ルビ…は… ルビ…は……」
エメラルドの腕が前に伸ばされ、指がルビーの秘裂を優しく愛撫する。
「んふぅッ!  や…やめて…ください…エメラルド…」
「イヤ…  蟲なんか…いれないで…ルビ…   わたしはルビ…が… ルビ…のことが…」
「フフフ…ルビーに何がしたいの? 大好きな魔法聖女をどうしたいの? エメラルド」
白いグローブで覆われたエメラルドの指が、緑の蜜を迸らせているルビーの秘裂に沈められた。
「や…やめて…エメラルド…イッ、くふンッ!」
「アツイ… ルビーのなか…こんなに…   ンフ…ンフフ…」
秘裂に沈めた指をゆっくり動かしはじめたエメラルドの顔が、邪悪な気配で覆われはじめた。
「フフフ…エメラルド、ルビーのアソコはどんな感じ?」
「アツイです… グショグショに濡れて…  きつく…しめつけます…  ンフ…ンフフ…」
次第に指の動きを早めるエメラルドの眼の黒い影がゆらめく。
「や…やめて…ください…エメラルド… 邪悪な…意志にィィッ!!」
エメラルドの指でイカされたルビーの背中が弧を描く。
「ンフフ…ンフフフ… わたしね… わたし…ずっと… ずっとルビーのことが…」
「うっくぅ…  エメ…エメラルド…おねがいです…  気を…確かに… 邪悪な…意志に…負けないで…」
淫らな笑みを浮かべたエメラルドは、焦らすように指を抜くと、その指を口に運んだ。
「ンチュ… ンフフ…美味しい… ルビーの蜜…あまくて…少しすっぱい… とても美味しいですよ…」
「エメ…ラルド… イックッ!!」
「こんな蟲なんかに… これ以上ルビーを侵させたり…しないッ!!」
邪悪に微笑んだエメラルドの指が、荒々しくルビーの秘裂に突き挿れられ、触手を蠢かせている蟲を摘むと一気に引き抜いていた。
「ヒィッッッッ!!」
根をはるように同化していた蟲を、無理やり引き抜かれたルビーの秘裂から、紅いモノが混ざった秘液が滴り、エメラルドはそれを舌で優しく舐めとった。
「ンフフ… したいならしたいって… 言ってくれれば…  わたし…ルビーのことが、ずっと…  ずっと好きだったんですよ…  ルビーとしたいって…  ずっと… ずっと想ってました…」
眼の黒いゆらめきが広がり、エメラルドの眼が他の3人と同じになってゆく。
「フフフ…そうよエメラルド、欲望に忠実になりなさい。 ルビーをどうしたいの」
「ンフフフ…ハイ… ルビーと…気持ちよくなりたいです…  ルビーとしたいです…」
ルビーの秘裂を舐める舌の先が二つに裂けた黒く細い舌に変わり、コスチュームも白から黒へと変わっていった。
「エメラルド… 邪悪の言葉を聞いてはいけませんグッ…  わたくしを見て… わたくしの言葉だけを…」
「ンフフ… ハイ… ルビーだけを… ワタシはいつも…ルビーのことだけしか見ていませんでしたよ…」
「エメラルドッ、なにを…」
「ンフフフ…」
いつのまにかお尻に現れた黒い尻尾を握りしめて、その先端を舐めるエメラルドが妖しく微笑む。
「ンフ… ちょっと舐めただけでもこんなに…  ここに挿れたらどんなに…」
尻尾の皮を捲り赤紫の実を露にしたエメラルドは、黒い淫液が滴る先端をルビーの秘裂にあて一気に捻じ込んだ。
「ッィクぅッッッ!」
「キャヒィィィィィ!!」
ふたりの背中が反り返り、同時に絶頂を迎える。
エメラルドの実を挿入され、中で淫液を放たれたルビーはそのまま意識を奪われ、淫液を放つ未知の快感に身を震わせるエメラルドは、続けてルビーの中に淫液を放とうと尻尾を躍動させていた。
「フフフ…エメラルド、はじめて出した気分はどう?」
「ンフフフ…ハイ… とてもキモチイイです…  ご主人様」
ゆっくり振り返るエメラルドの頬には、サファイアたちと同じように、闇碧の蝙蝠の翼を持つ蛇の模様が現れていた。
「フフフ…やっとワタシのモノになったわね」
妖魔の額に、蒼、白、黄の石に続き、碧の石が眼を開くように現れた。





「ンハァァァァァッ!  ンム… ング… ンチュ…ンチュ…」
「ンフフフ…どうですかルビー、きもちイイですか」
妖魔サキュバット・エメラルドへと変貌を遂げたエメラルドが、ルビーに躰を重ねて、両手で胸を、尻尾で秘裂を、毒々しい紫に染まった唇で唇を侵していた。
「ンハッ… キモチいィ…とってもキモチいィです…」
「ンフフフ…ワタシはずっと… ムグ…」
「ンム…ンン…ン…」
妖魔の邪悪な躾に心を折らなかったエメラルドも、密かに焦がれていたルビーが蟲に侵され、よがり狂う姿を見せられて、彼女がずっと抱いていた欲望を解き放たれてしまい、その身を妖魔に堕としてしまった。
そして希望の光を失い、失意のどん底にあるルビーを、あるじとなった妖魔メデューサキュバットに命じられるまま侵し続け、その心を掌握しつつあった。
「ハァ… エメラルド… わたくしの純潔を奪って…ください…  そしてエメラルドの…熱い…」
「したい…奪いたいけど… そんなことをしたら、ルビーは魔法聖女の力を失ってしまいます」
「イィ… もう…イィの…  この身を…力を邪悪に利用される位なら…」
「ンフフフ…それはダメなんです。 ルビーにはご主人様の為に働いてもらわないと、ご主人様のドレイになってもらわないとダメなんです」
「エメラルドお願いです… わたくしのことを想って下さるのなら…」
「ンフフ…ハイ、大好きです。 ワタシはルビーのことが大好きです。 でも、ご主人様の命令は絶対なんです。 ワタシはルビーを従順なドレイにするよう、ご主人様から仰せつかっているんです」
「エメラルド… 完全に邪悪となってしまったのですね…   エメラルド、いくらわたくしを侵しても、心まで邪悪に屈することはありません。 諦めて下さい」
「ンフフ…そんなことを考えるなんて、まだ淫毒と淫液が足りないようですね」
エメラルドは優しく微笑むと、尻尾を躍動させてルビーの中に淫液を放ち、唇を重ねて淫毒を流し込む。
「ンフフフ…ご主人様が施したお呪いで、ルビーの体は妖魔に変わることはないですけど…  ンフフ…気づいてますかルビー、淫液を中で出されてイクたびに、ルビーの心にご主人様への隷属の心が刻まれていることに…」
「ナッ! ンッ… ンンッ!!」
中で淫液が放たれると下腹部の魔方陣が妖しく輝き、ルビーの思考を麻痺させて快楽を求める人形へと変える。
「ンァアァ… イィ…アツイの… もっと出して…ください…」
「ンフフフ…実が、ワタシの実がルビーの純潔にあたっているのがわかりますか」
「ハァ…ハイ…感じ…ます…  アツい淫液が…わたくしのなかにヒィッ!!」
「ンフフフ…ルビーはここで出されるのが、一番好きみたいですね」
「ハヒィ…イィ… そこで出されるとォォォ!!」
「ンフフフ…ルビー、ルビーはご主人様の、メデューサキュバット様のドレイです。 わかりましたねルビー」
「ハヒィ… ハヒィィィ!!  ド…レイ… わたくしは…ドレイィィィ…」
「ンフフフ…もっと、もっといっぱいルビーの中に出してあげますね」
「イィ… イィヒィィィィ!!」
ルビーが絶頂を迎えるたびに、紅と白のコスチュームは色あせるように消え、下腹部に刻まれた紫の魔方陣が輝きを増していった。





「ンフフ…ご主人様、いかがですか」
エメラルドが自分が手を掛けた獲物を自慢するように、陶酔した眼をあるじに向ける。
「フフフ…期待どおりの働きよ、エメラルド」
頭を垂れて跪くルビーを見つめたまま、小さく頷いた妖魔は口元を吊り上げ微笑んだ。
「ンフフ…お褒めの言葉、ありがとうございます。 ルビー、ご主人様にご挨拶して下さい」
「ハイ、エメラルド。  わたくしはメデューサキュバット様のドレイ、ご主人様にすべてを捧げるドレイでございます。 何なりとお申し付け下さいませ」
ルビーらしくない妖艶な笑みを浮かべると、静かに立ち上がり、纏っている紅と白のコスチュームを解除して裸になった。
「メデューサキュバット様に永遠の忠誠をお誓い致します」
右手を胸に添えて恭しく頭を下げるルビーの、いまはなにもない、魔方陣が刻まれていた下腹部に紫の蝙蝠の翼を持つ蛇の模様が現れた。
「フフフ…魔法聖女マジックルビー、ワタシの忠実なドレイ」
「ハイ、ご主人様。 わたくしはご主人様の忠実なドレイでございます」
再びコスチュームを纏ったルビーは、跪くと頭を垂れて、あるじメデューサキュバットの命令に備えた。
「フフフ…あの魔法聖女がワタシの思うがまま… フフッ…ルビー」
「ハッ、なんなりと…」
顔を上げて妖魔を見上げるルビーの眼は、服従する悦びにうっとりしていた。
「ワタシの狙いはこの世界ではなく、マジックワールド…  お前に何を頼みたいか、わかるわね」
「ハッ、他の魔法聖女たちの眼を欺き、魔法少女たち… いえ、サキュバット・サファイア、ダイヤ、トパーズ、エメラルドを魔法宮殿に導き入れること…  わたくしめにお任せ下さいませ。 魔法宮殿を快楽で満たしてご覧にいれます」
「ウフフッ…ルビーも完全に、ご主人様のモノになったんだね」
「ククッ…案外簡単だったなッ」
「ルビーさんもメスですからねェ クスクス…」
「ンフフ…ルビーはなにもしなくていいですよ。 ヤるのはワタシたちの楽しみですから…」
どこからともなく現れたサファイア、ダイヤ、トパーズが魔法少女の姿に戻りルビーの隣で跪くと、エメラルドもルビーに寄り添うに跪いていた。


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魔法少女 2nd - 4 -



「どうして…  うぅ…はあぁぁぁぁぁ」
紅と白のコスチュームを纏う女は、ブヨブヨしたピンクのベッドに仰向けにされ、大の字に拘束されていた。
頬を紅く染め、腰をくねらせる女の秘裂には、イソギンチャクのように緑の細い触手を蠢かせる蟲が寄生し、常に快楽を与えられている。
「クスクス…」
「クククッ…」
「その蟲に寄生されちゃったら、魔法聖女と言えども… ウフフッ…」
「どうすることもできないですぅ。 クスクス…」
この世界の人間になりすますため、教会に住みついた魔法聖女マジックルビーは、トパーズが仕掛けたワナにまんまとひかかり、教会の自室で無理やり自慰をさせられているところを、サファイアたちに襲われ、サキュバットが巣食う異世界に連れ去られていた。
「ハァッ…  あっ… あぁぁ… はあぁぁぁぁぁッ!」
拘束された手足を強張らせて背中を反らせたルビーの、蟲に寄生された秘裂から緑の蜜が勢いよく迸る。
「クスクス…またイッたですぅ。 うぅぅん♪ 甘酸っぱいイイ匂い…  クスッ…ルビーさん、ホントに経験なかったんですねぇ」
「クククッ…まさか、自分の下着に蟲の卵をつけられてたなんて、思わなかったみたいだね。 どう? はじめてイッた感想は?」
「ウフフッ…そんなこと聞いたら可哀想よ。 魔法聖女が蟲に寄生されて、ムリやりヤらされたのよ。 すっごい下っ端の蟲ごときにね。 それでなにも出来ずにこのありさま…  ウフッ…ウフフッ…」
「ハッ…ハッ…ハァッ… どうして… どうして誇り高き志を抱く…みなさんが…ひぐっ!」
蟲から与えられる止まない絶頂は、確実にルビーの心を蝕んでいた。
「ククッ…そんなこと」
「決まってますぅ。 クスクス…」
「ウフフッ…マジックジュエルが汚れなき乙女にどうのこうのって、あれって全部ウソだったみたい」
「クスクス…ジュエルもワタシたちと一緒に、ご主人様のステキな力に魅了されちゃったですぅ」
「そ、そんなバカなことが… ひぃっ、いッ、イグッ!」
勢いよくルビーの秘裂から迸る蜜は、ベッドの上に大きな溜りを作っている。
ルビーは蟲にイカされ、蜜を迸らせるたびに、魔力を奪われているように感じていた。
「ククッ…そうそう言い忘れてたけど、ルビーに寄生してる蟲は、特別な蟲らしいよ。 ワタシたちが、ご主人様とはじめてしたときの蜜と、マジックジュエルの力を取り込み、産み堕とした蟲だって仰ってた」
「マジックジュエルの力を…取り込んだ蟲…」
全身を駆け巡る快感に身を震わせるルビーは、背中に冷たいモノを感じた。
メデューサキュバットは他の妖魔と交わい、搾取した精気を糧として蟲を生み落とす。
交わう相手が強いほど、産み落とされる蟲の能力も高く、ときには相手の特殊な力を持った蟲も輩出されていた。
「ククッ…強い魔力を持った蟲だって」
「クスクス…それってスゴイですぅ」
「ウフフッ…魔力を持った蟲に侵されるのって、どんな気分ですか?」
その言葉が、ルビーが疑問に感じていたすべてを解決した。
卵だったとは言え、なぜ蟲の存在を感じ取れなかったのか。
なぜ寄生した蟲を魔力で排除できなかったのか。
この類の妖魔に惑わされることがないよう、魔法聖女になるとき厳しい躾を受けているのに、蟲にいいように操られ、快楽の虜にされようとしているのはなぜなのか。
そのすべてが、魔法少女とマジックジュエルの魔力を吸収した、恐ろしい蟲の所為であることを理解できた。
「魔力を持った…ムシぃいひぃぃ!!」
それを理解したところで、いまのルビーに抗う術はなく、快楽を求めて止まない淫らな体に作り変えられてゆく。
「クスクス…だ~か~らぁ、つまらない意地を張らずに、もっと素直に悦ぶといいですぅ」
「ククッ…そうそう。 どうせ、そのことしか考えられなくなるんだしなッ」
「ウフフッ…安心して下さい、ルビー。 ご主人様は、ルビーを妖魔にするつもりは、これっぽちもありませんから」
「んふぅ… んふぅ… ふぅ… ンンッ!  っハッ、ハァッ、ハァッ ハァ…」
「クスクス…ご主人様は、ルビーをドレイにするんですよぉ。 ド・レ・イです♪」
「ンハぁッ、ハッ、ハッ…うぅぅん… ハッ、ハッ、ハッ… わたくしが妖魔の奴隷に… それが目的ですか。  フフッ…冗談はやめて下さい。 わたくしは魔法聖女、最後まで戦い続けることが使命です」
余韻に体を震わせるルビーが、小さく微笑み声を漏らす。
変わり果てた姿で自分を囲み、狂喜している元魔法少女たちの中に、頼りにしているエメラルドがいないことが、ルビーの快楽に溺れそうになる心を繋ぎ止めていた。
「クスクス…いくら頑張ってもムリですぅ。 ルビーさんは、キモチいいことのためなら、マジックワールドの仲間を平気で裏切る、淫らな魔法聖女になるんですぅ」
「ククッ…ワタシらはその準備をする係ッ」
「ウフフッ…そう。 ルビーをご主人様のドレイに仕上げるのは…」
ルビーの心を見透かした3人は、邪悪な笑みを浮かべた。



「フフフ…いい感じになったようね」
地面から少し浮いた状態でゆっくりと滑るように、妖魔メデューサキュバットが近づいてくる。
「メデュ…サキュバット…  わたくしは…イぃ…くふぅん…」
抵抗の意志を見せるが、体は妖魔を受け入れて快楽を求め、ルビーを苦しめた。
「誇り高く気高い魔法聖女がこの様… フフフ…ご覧なさい、あの無様な姿を」
首を振り快楽で惚けた頭を覚醒させるルビーは、妖魔とは違う気配を感じ取っていた。
「ハイ、ご主人様。 たっぷりイカせてあげました。 ウフフッ…」
「クスクス…ずっとヒィヒィ言って、イキまくりですぅ」
「すぐに体が疼いて、もう魔力を集めることも出来ないくらいです。 ククッ…」
妖魔の元に集い、恭しく跪いた3人が口々にルビーの状態を報告し、騒がしくなる。
「フフフ…騒がしい娘たちね、あなたたちに話しかけたワケじゃないわ。 あとはワタシたちでするわ、邪魔になるから、あなたたちは外に出て、好きなだけ、食べてらっしゃい」
「エェ~、ルビーがご主人様のドレイになるところを見たいですぅ」
「だなッ、ご主人様に侵して下さいって、お願いする姿を見たいッ」
「ルビーが堕ちるところを見れないのは残念だけど…  ウフフッ…お腹もペコペコだし…」
「クスクス…そうですねェ~」
「ククッ…だなッ」
「「「 それではご主人様、行って参ります 」」」
立ち上がった3人は妖魔にお辞儀すると、ピンクの肉壁の陰に消えて行った。


魔法少女 2nd - 3 -



「なにが言いたい。 私はキミたちのように、妖魔になどならない!  それにもし、私になにかあっても、魔法聖女が」
「だ~か~らぁ あまり期待しないほうが、いいかもですぅ。 クスクス…」
「どう言う…  ま、まさか、魔法聖女も」
「ウフッ…」
「クスッ…」
「ククッ…」
3人の不敵な笑みは、エメラルドの心に、はじめて恐怖と動揺をあたえた。
「絶対にありえない。 魔法聖女が妖魔などに」
「ウフフッ…魔法聖女マジックルビー、純潔は失ってないけど、やることはヤってるよねぇ~」
「うんうん。 ワタシらみたいに子供じゃないから、毎晩やってる。 クククッ…」
「な、なにを、そんなこと、魔法聖女がするわけ」
「そんなことって、どんなことですぅ。 クスクス…」
「どんなことでもない!」
「エメラルドちゃんは、ワタシたちより少~し、おねえさんだから、もしかして…  クスッ…」
目をつむり首を振るエメラルドの頬が紅く染まる。
「エメラルド、いま何か想像した? それとも感じてるの? ウフフッ…」
手を出さずに傍観していたサファイアが、エメラルドの胸と股間に手を伸ばした。
「ンッ!  何も想像してない、感じてない!!」
サファイアを蹴り上げようとしたエメラルドの脚は、トパーズとダイヤの尻尾で絡め獲られ、秘所を曝け出すように仰向けに持ち上げられた。
「なっ、なにをする、放せ!!」
「ウフフッ…こんなに硬くしてるくせに、感じてないだなんて…  ほら、こっちも… ウフッ…」
白いコスチュームに浮き上がる胸の尖りを弄りながら、サファイアは淫核の具合も確かめていた。
「クスクス…エメラルドちゃんは、ルビーさんに憧れてたですぅ。 だからルビーさんが、ひとりでしてるところを想像して… クスッ…クスクス…」
「バ、バカなこと言うな、魔法聖女はそんなことしない!! 私は魔法聖女を尊敬してるだけだ!!」
「そんなにムキにならなくても、スグにわかるって。 ルビーが毎晩使ってるおもちゃに、ご主人様から頂いた蟲を、仕込んでおいたからさッ。 ククッ…」
「うわぁ、トパーズって酷いことするよね。 ルビーは自分で、自分のアソコに蟲を挿れるんだ。 ウフフッ…きっと気に入ってヤリまくるよ、イキまくるよぉ」
「クスクス…羨ましいですぅ」
「ククッ…ワタシもしたい」
「そうか、そうやって私の心を乱すつもりなのか。  私はキミたちを、妖魔になったオマエたちを、絶対に許さない」
エメラルドは狂喜に満ちた笑みを浮かべ話をする三人を睨み、心を落ち着かせ意識を集中し、掌に魔力を集める。
「クスッ…ワタシたち3人を相手にムダですぅ」
「ククッ…ホンット、エメラルドは、いい子でいようとするよなッ」
「ウフフッ…それじゃ、そろそろ狂わしちゃう?」
「クスクス…ですぅ」
「ククッ…だなッ」
黒い眼を見合わせた3人の尻尾の先がズルリと捲れ、黒い粘液を垂らす赤紫の実が露になり、エメラルドの身体にせまる。
そして黒い粘液がコスチュームの胸と股間に穴を開け、尻尾がピタリと身体にフィットしているコスチュームと肌の間に進入し、蛇のように這いまわった。
「うぅッ…」
眉間にしわを寄せて苦渋の声を漏らすエメラルドに追い討ちを掛けるように、胸の尖りと淫核に黒い舌が絡みつく。
「ヒッ…」
ビクンと小さく震えたエメラルドの集中力は途絶え、掌に集めた魔力が消滅した。
「ウフフッ…感じてる」
「クスクス…うんうん、感じてるみたいですぅ」
「ククッ…さっきより硬くなった」
硬直した実を、さらに責められたエメラルドの身体が大きく弾む。
「はふッ!」
「ウフフッ…イッちゃった。 ウフッ…エメラルドの蜜、甘いよ」
「ホントですぅ、甘いですぅ。 クスクス…エッチなイイ匂いもしますぅ」
「はやッ! もうイッたのか。 ククッ…ダイヤのより美味しいかも」
「そんなことないですぅ! ワタシのはもっともっと、熟れたバナナのように、ネバネバして甘いですぅ!」
抵抗できず、されるがままのエメラルドは唇を噛み、たえることしか出来なかった。
「ウフフッ…我慢しようとしてもムダだよ、エメラルド。 ワタシたちの体液には、キモチよくなるモノが含まれてるからね」
「クスクス…だ~か~らぁ ンチュ」
「ングッ…ン…ンンッ…」
「…ンフぅ… クスッ…こんな風に、淫毒を飲まされたり…」
「ククッ…こうして全身に、淫液を塗られたり…」
「う…うぅッ…」
ダイヤがエメラルドの唇を奪い淫毒を飲ませ、トパーズが淫液で全身を黒く染める。
「ウフフッ…それにこんなこと、されたりなんかしたら…」
サファイアの赤紫の実がエメラルドの秘裂の中ほどまで挿入され、小刻みに躍動したあと、淫液が放たれた。
「ひゃっ!」
「これでもう、キモチいいことしか考えられなくなるんだよ。 ウフフッ…」
全身に広がる甘い感覚に、3人が悦びそうな声を出してしまいそうになる。
だがエメラルドは、それを必死にこらえようとしていた。
「クスクス…エメラルドったら、よだれ、垂らしてますぅ」
「クククッ…こっちからも蜜が溢れてきてるッ。  ククッ…濃くなってる。 エメラルド、またイッたな」
「ウフフッ…でも、まだ狂ってませんよね」
「クスクス…うんうん」
「ククッ…みたいだな」
ティアラの碧のマジックジュエルは、まだ美しい輝きを秘めていた。
「クスクス…だったらもう少し、楽しませてもらいますぅ」
「クククッ…淫液を出すとき、とってもキモチいいよなッ」
妖しく微笑んだトパーズとダイヤは、赤紫の実をエメラルドの口に捻じ込むと、濃厚な淫液を迸らせた。
「ンッ…ングぅ… ンンッ…ンぅ…ングッ…」
「こっちからも、もう少し… ウフフッ…」
「ンンンンッ!!」
硬直した手足を痙攣させ、大きく見開かれたエメラルドの目から涙が零れ落ちる。
「ウフフッ…」
「クスクス…」
「クククッ…」
痙攣が治まり大人しくなったエメラルドから、ヌチャリと淫猥な音とともに3本の赤紫の実が引き抜かれた。
「ル……ルビ………魔法聖女…ルビー……どうして…」
虚ろになった目を彷徨わせたエメラルドは囁くように、尊敬する魔法聖女の名を呟いていた。
「だから、ルビーは来ないッて。 ククッ…」
「クスクス…もう一回してあげたら、もう何もわからなくなるですぅ」
「そうね。 そしたら、ご主人様のところに連れて帰りましょう。 ウフフッ…」


魔法少女 2nd - 2 -



「エメラルドちゃん待って、腐ってもアレはサファイアちゃんですぅ」
「そうだ、エメラルドッ! サファイアを助ける方法はあるッて!」
遅れて駆けつけたトパーズとダイヤが、必殺技を放とうとしているエメラルドを抑える。
「トパーズ、ダイヤ、あの姿を見なさい。 アレはもう仲間ではない、サファイアではないでしょう」
「でも待てッて!」
「そうですぅ。 どんな姿でも、サファイアちゃんは、サファイアちゃんですぅ」
「サファイアは妖魔、敵になった。 いま倒しておかなければ、被害が大きくなる」
「ウフッ…ワタシが敵?  ウフフッ…トパーズ、ダイヤ、ワタシは敵なの?」
「いいや、違う。 サファイアは仲間だッ!」
「エエ、仲間ですぅ」
「トパーズ、ダイヤ、いい加減にしなさい!  サファイアは!? うッ!!」
ふたりを振り解こうともがいたエメラルドは腕の関節をキメられ、苦渋の声をもらした。
「な、なにをする。 トパーズ、ダイヤ、放しなさい!」
「エメラルド、大人しくしろッて。 サファイアは仲間だッて」
「バカ言わないで! アレのどこが仲間だと」
「どこから見ても、ワタシたちは、仲間ですぅ」
「ウフフッ…そう。 ワタシたちは な・か・ま だよね」
サファイアが妖しく微笑み、トパーズとダイヤを交互に見やると、ふたりは小さく頷き。
「…ククッ… あぁ、仲間だ」
「…クスクス… エェ、大切な仲間ですぅ」
トーンが下がった低い声で返事するトパーズとダイヤが、さらに強く、エメラルドの関節を絞めつけた。
「うぐぅッ!  ト、トパーズ、ダイヤ…!?」
エメラルドを掴んでいるふたりの指が黒く染まり、紫の鋭い爪が妖しく輝く。
「ま、まさか、キミたちも…」
横目でエメラルドを見やるふたりの頬に、闇黄と闇白の蝙蝠の翼を持つ蛇の模様が現れ、眼が黒い妖魔の物に変わると、サファイアと同じように躰が少女から大人に、そして黒い蛇皮のボンデージを着けたような妖魔へと変貌していった。
「ウフフッ…残念だったねエメラルド。 ふたりはもう、ワタシの仲間なの」
「ククッ…ワタシは妖魔、妖魔サキュバット・トパーズ!」
「クスクス…ワタシはサキュバット・ダイヤですぅ」
ふたりの変化を見抜けなかった愚かさに唇を噛むエメラルド。
「くッ… キミたちまで妖魔に…」
「クスッ…」
「クククッ…」
トパーズとダイヤは背中に生えた翼でフワリと宙に浮かぶと、エメラルドをサファイアの前に運んだ。
「ウフフッ…」
蔑んだ目で微笑むサファイアを、エメラルドは睨みつけることしかできなかった。
「いつ、トパーズとダイヤを」
「クスクス…先週、サファイアちゃんをウチに招待したときですぅ」
細い舌でエメラルドの耳を舐めながら、ダイヤが答えた。
「キモチわるい、やめろ!」
「みんながワタシを警戒してることに、気づいてないと思ってた?  ウフフッ…ふたりで見張ってれば、なにかあっても大丈夫、な~んて考えてたんでしょ。 だから、スキを見せちゃうのよ」
「クスクス…薬で眠らされちゃって、蟲を…   とってもキモチよくて、ついつい…ですぅ」
「ククッ…あんなことされたら、我慢できないッて、妖魔に魅かれるッて」
興奮しながら話すふたりは、内股をモジモジさせていた。
「ウフフッ…ホントはエメラルドから仲間にするつもりだったけど、なかなかスキを見せないし…」
「クスクス…だからサファイアちゃんは意地悪して、なかなか侵してくれなかったですぅ」
「そうそう、我慢できないからこんな風に、ふたりで舐めあって… ククッ…」
ダイヤに耳を責められて嫌がっているエメラルドの反対の耳を、トパーズが責めはじめた。
「や、やめなさい!」
「ウフフッ…ふたりとも、アソコに蟲をいれてあげたら、狂っちゃって、もっと侵して下さいってねだるんだもん。 だからエメラルドの前に、先にワタシの仲間にしてあげたの。 ウフッ…」
「クスクス…妖魔になれて、とってもしあわせですぅ」
「ククッ…このサイコーの気分、エメラルドもすぐにわかるってッ」
「ふざけないで! たとえキミたちが妖魔に、敵になっても、私と魔法聖女が」
「ククッ…それはどうかなぁ~」
互いに顔を見合わせた3人が、その姿に見合う邪悪な笑みを浮かべた。


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