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身も心も捧げる者 -Final-



ヘルメットと邪竜のスーツは脱がされているが、開脚台に拘束されたままの裕香がギールを睨む。
「こんなことで…あなたたちの…仲間になるわけ…  うっ…うっくぅ…うあぁぁ…」
「クックックッ…」
正気を取り戻して反抗的な態度を見せる裕香をあざ笑い、ギールは手に持っている装置のスイッチを押した。 すると裕香が拘束されている台から伸びる邪竜の偽生殖器が陰部に挿入され、裕香に植え付けられた快楽の記憶が呼び覚まされる。  ギールはわざと裕香を正気に戻し、より強い快楽を与えて邪竜の虜となる悦びを憶え込ませていた。 その結果、裕香は人としての自我を取り戻し難くなり、自我を取り戻しても少しの快楽を与えるだけで、邪竜の忠実なシモベに覚醒するようになっていた。
「うぅ…うくぅ………はぁッ…」
裕香は呼び覚まされる快楽と邪竜の意識を抑えようとするが、強張らせている体からゆっくりと力が抜ける。
「クックックッ… お前は何者ですか。 答えなさい」
「わ…わたしは…しおん…ゆか……じゃ…じゃりゅうっ…うぅッ……たたかうはぁッ……」
小さく体を震わせた裕香は、恍惚の笑みを浮かべ背中を浮かせる。
「クックックッ… お前は何者ですか」
「あっ…はあぁぁ……」
「クックッ… さぁ答えるのです。 お前は何者ですか」
「…ハ…ハイ… わたしは…邪剣士……邪竜帝国の…邪剣士ユカーザ…です… 邪竜帝国に忠誠を誓う…邪竜のメス…です…」
快楽で虚ろになった瞳をギールに向けて裕香は従順に答える。
「クックックッ… ユカーザ、我々にとって人間は何ですか」
「…ハイ… 人は… 人間は邪竜帝国の糧…  下等な人間どもは、邪竜帝国に支配されなければならない」
「ではドラゴンナイツを知っていますか」
「ハイ ドラゴンナイツは邪竜帝国の敵、邪竜王様に楯突く敵です」
植えつけられた邪竜の意志を口にするたび、裕香の瞳は邪悪な輝きで満たされてゆく。 その変化にギールは満足したのか、何度も頷き目を細めた。
「ユカーザ、お前の務めは何ですか」
「ハイ 邪竜兵を従え、下等な人間どもを狩ること。 メスとして、ご主人様にお仕えする…はふぁふぅ…」
陰部に挿入されている偽生殖器が淫靡な音とともに抜かれ、体の拘束が解かれる。
「クックックッ… ユカーザ、お前の主は誰ですか」
拘束されていた開脚台から降りた裕香は恭しくギールの足元に跪き、うっとりとした顔でギールを見上げた。
「ハイ… わたしのご主人様… それは…ギール様です…」
「ククッ…クックックッ…」
「わたしはご主人様の忠実なシモべ… なんなりとお申し付け下さいませ…」
ギールが黙って頷くと、裕香は淫猥な笑みを浮かべ、ピチャピチャと淫らな音をたてながらギールの生殖器に舌を絡ませはじめた。
「クックックッ… 正気を取り戻しても、快楽を与えてやれば直ぐに従順なシモベに覚醒する…」
「ンフッ……ンン…ンン…」
ギールは生殖器を裕香の口に捻じ込み腰を動かしはじめると、裕香も夢中になってギールの生殖器にしゃぶりついた。
「クックックッ… 良く出来ました。 褒美を上げましょう… ウゥッ…」
裕香は口の中に放たれたギールの濃厚な精を喉を鳴らしながら飲み干した。 このあとも同じ処置が繰り返され、
裕香が紫苑裕香でいられる時間は短くなっていった。




「クックックッ… ここに挿れて欲しいですか」
開脚台の上で足を広げ、陰部を弄ぶギールの指をしっかり銜えて悶える裕香は、ギールの生殖器を両手でしごきながら懇願の目を向ける。
「ハ…ハイ… ご主人様の… …を挿れて… わたしがご主人様のモノであることを… お願い…します… …挿れて…突き上げて…下さい…」
「クックックッ… それを望むのであれば、完全な邪竜のメスにならなければなりませんね… ドラゴンナイツ、ドラゴンホワイト紫苑裕香」
陰部に挿入していた指を抜き、裕香が正気を取り戻す切欠となっていた言葉を聞かせる。
「あぁ…やめな…… …どら…ごん………どらごん…ないつ……ほわいと……しおん…ゆか……」
惚けて虚ろになっていた裕香の瞳に意志の輝きが戻るが、それがこれまでとは異なることをギールは見逃さなかった。
「クックックッ… どうかしましたか ドラゴンホワイト、紫苑裕香」
「それはわたしの敵… 邪竜帝国に楯突く敵の名でございます。 わたしはユカーザ、邪竜帝国の邪剣士ユカーザ、ギール様のメス…でございます…」
欲情したメスの目で主を見上げた裕香は、ゆっくりと起き上がるとギールの首に腕を回して口付けを求めた。
「クックッ… お前はドラゴンホワイト、紫苑裕香ではないと言うのですか」
「ギール様… どうしてそのような事を… わたしはユカーザです。 邪竜帝国のユカーザでございます。 ギール様にお仕えする邪竜のメスでございます…」
ギールの冷たい仕打ちに、裕香は切ない顔を見せる。
(クックックッ… この反応、仕上がったようですね)
「クックックッ… 良いでしょう。 お前の忠誠心を見せてもらいましょう」
ギールの目が裕香の陰部を作り変える紫色の肉片が入っている容器に向けられた。




「はぁっ……はい…わたしは…ルリーザ… 邪竜王様のメス… 邪竜帝国の… …です…」
るりは邪竜兵の頭で作られたヘルメットを被されたままだったが、身に着けていた邪竜のスーツは脱がされ、半透明の深緑色をした液体の中に首から下を漬けられている。 その中でるりの体はゆっくりと姿を変えていた。 下腹部の皮膚が鱗のあるショーツを着けたように変質し、鱗で覆われた指先に鋭く伸びた爪、首から胸元までが先端の尖りとその周辺だけを残して鱗に覆われていた。
「クックックッ… 細胞分裂のスピードが上昇しているようですね。 これならば…」
るりが入っている容器と繋がった画面に表示されているデータを見ながら、ギールが制御パネルを操作すると、ヘルメットが取り除かれて、変わりにるりの口と鼻を覆うカバーが被さり、深緑の液体の中に頭の先まで沈められた。
「古より我らの、邪竜の鎧を纏い続けたことで、細胞レベルでの邪竜化が進んでいたのでしょう。 ククッ…クックッ… それが邪竜の意志を植えつけたことで…  邪竜の快楽を求める心が、自らの肉体を進化させているのでしょう…  ククッ…ユミーザがお前の… ご無礼致しました…ルリーザ様。 邪竜王様のお后となられる貴女様のことを知れば… クックックッ…」
そう話すギールの顔は邪悪に歪んでいた。




「…はぁぁ…………くひぃ! ヒッヒィ…」
冷たい施術台の上で仰向けになっているギールにまたがる裕香が背中を大きく反らせる。
「ス…ステキです… ギール…様の…  奥まで…刺さって… ハヒッん…」
ヒクヒク体を震わせて余韻に浸る裕香をギールが腰を動かし突き上げる。
「ハヒッ…イヒッ……ヒッ…」
淫靡な笑みを浮かべた裕香は、ゆっくりと腰を浮かせてギールの上から降りると、毒々しい紫をした秘所から滴るギールの緑色の精液と自分の薄紫の秘液を指ですくい美味しそうに舐めた。 そしてまだ勢いを失っていないギールの生殖器を口で銜えた。
「ンチュ…ンフッ……ハフッ…」
「ウッ… クッ…クックッ…  ユミーザとは違う良さがある… もう一度、挿れなさい」
「ンチュ… ハイ…悦んで…」
裕香はギールにまたがり生殖器の先を秘唇に合わせると、焦らすようにゆっくりと腰を下ろして最深部までしっかりと挿入した。
「クフゥゥ… ンフフ… フフッ…  ンン… ンン…」
ギールの熱い生殖器を銜えるとそれだけで絶頂を迎え、その余韻を残したまま淫猥に腰を動かしていた。
「もう少し梃子摺るかと思っていましたが…」
黒い半透明のボディスーツ姿で現れた裕未は不満な表情をしていた。
「クックックッ… どうかしましたか。 ユミーザ」
裕未の機嫌が悪い理由を知っていたが、ギールはわざと知らないフリをして訊ねた。
「るりの調教がはじまってからの邪竜王様は… ルリーザ、ルリーザ… ルリーザの様子を見て来いと… ルリーザのことばかり…  ギール様はギール様で…」
裕未はギールの上で喜悦の声を漏らしている裕香を嫉妬と憎悪の眼で睨む。
「ギール様! 邪竜王様はどうして、るりのことばかりお気になさるのですか!!  それにるりはどこで調教されているのですか!」
裕未は敵意のある眼をギールに向け直した。
「ギール様… なかに… 出して…下さい…  ギール様の…熱い…」
「裕香! 静かになさいッ!  わたしはギール様と大切な話をしているのよ!!」
「ンフゥ…ン…  ウフッ…フフフ…  なにをイラついてるの…ユミーザ…  わたしは…裕香…なんて名前じゃないわ… ユカーザ… わたしの名はユカーザよ…  ンフフフ…ギール様ァ…」
裕未を挑発するようにギールに抱きつき、さらに快楽を求めようとする裕香に裕未の怒りが極限に達する。
「いい加減にしなさい、裕香ッ!!」
裕香とギールを睨む裕未の眼は、ドラゴンレッドとして戦っていたときの輝きを取り戻していた。
(クックックッ… 2人を手に入れたいま、紫苑裕未としての記憶は災いとなるでしょう…)
「ククッ… ユカーザ…」
「ウフフッ… かしこまりました。ギール様」
ギールは裕香の耳元で何かを囁き、何度か頷いた裕香は邪悪な笑みを浮かべた。


「ど、どうしてわたしがこのような仕打ちを! わたしは邪竜帝国への忠誠を誓い、裕香とるりを…」
裕未は施術台に両手足を広げるように拘束されていた。
「クックックッ… それはわかっています。 だからです」
「…そ…それは…どう言うことですか… ギール様…」
「クックッ… お前の役目が終わったと言うことです。 ドラゴンレッド、紫苑裕未」
「ち、違います。 わたしはユミーザ、ドラゴンレッドでも、紫苑裕未でもありません」
「クックックッ… そうですか? ついさっき、私とユカーザを睨んだあの眼、あれはドラゴンレッドとして戦っていたときと同じでしたよ」
「そ、そんなことはありません…」
「クックックッ… お前と違い、人間としての記憶をすべて消し去った紫苑裕香は、完全な邪竜のメスです」
「それはわたしの記憶を… 紫苑裕未の記憶を消すと言うことですか…  でしたら悦んで、ギール様の調教をお受けします。 このように拘束されなくても… 悦んで邪竜帝国の… 邪竜王様のメスに…」
「クックッ… その必要は、お前が邪竜王様のメスになる必要はありません」
「エッ!? そ、それはどう言うことですか… メスとして邪竜王様にお仕えすることはわたしの…」
「クックックッ… 邪竜王様にお仕えする… いいえ、邪竜王様はお后をお迎えになられるのです」
「エッ… 邪竜王様が…お后を…    まさかそれは…」
「クックックッ… そうです。 ルリーザ様ですよ」
「そ、そんなこと…」
「クックックッ… ルリーザ様は心から邪竜王様のメスになることを望まれ、変わられた。 邪竜王様にお仕えするに相応しい躰を手に入れる為に、自らの意志で進化されたのです」
「るりが…邪竜王様の…  わたしは…もう…必要ない…」
「クックッ… 必要ないことはありません。 お前も私のメスになるのです」
「…わたしは…邪竜王様に…捨てられた…  …イヤ… イヤよ… わたしは… わたしは…邪竜王様のメス… わたしがメスなのよ…」
「クックックッ… 意外と脆かったですね」
ギールが放心状態の裕未の首筋に注射を打つと、裕未は快楽を求める人形に成り果てていた。
「クックッ… 私はルリーザ様の様子を窺ってきます。 ユカーザ、ユミーザの再調教は任せましたよ」
「ウフフッ… ハイ、かしこまりました。 ギール様」
恭しく頭を下げる裕香は、太い偽生殖器が3本付いた器具を自分の股間に取り付けていた。





数日後、石動研究所は邪竜帝国の襲撃を受けた。
ドラゴンブルー、グリーンの2人では抑えきれないと判断した石動道三は、紅白黄の3つの竜珠とブルー、グリーン、弓永さやかを含めた数名を引き連れ、早々に研究所を放棄した。

邪竜帝国、玉座の間。
「邪竜王様、申し訳ございません。 せっかく機会を頂いたと言うのに、竜珠と主だった輩どもを取り逃がしてしまいました…」
「グフ…グフフ…… お前が無事ならば、そんなものはどうでも良い、愛しき妻ルリーザよ…」
「ウフフ… ありがたきお言葉…」
跪いて作戦失敗の報告を済ませたルリーザが立ち上がる。
「ルリーザ様 すぐにお食事のご用意を…」
「ええ、そうして頂戴、ユミーザ。   そうね、狩りたての子供の肉がいいわ」
「ハッ、かしこまりました。 ルリーザ様」
ルリーザの後ろに跪いていた紅の邪剣士ユミーザが深々と頭を下げるとその場から退く。
「ルリーザ様 逃げたドラゴンナイツの捜索を開始致します」
「ええ、討伐の指揮はわたくしが執ります。 見つけたら直ぐに教えて頂戴」
「ハイ、かしこまりました。 ルリーザ様」
白の邪剣士ユカーザも同じように深々と頭を下げるとその場から退いた。
「グフフ… その様なことは、ギールに任せておけば良い」
「ウフッ… これからは夫の為… オスの為に働くことも、メスの勤めでございます。 あの2人も、ギールの為になると、悦んでいましょう」
「グフ… 頼もしい限り… 来い、ルリーザ」
「ウフフ… ハイ、あなた…」
愛しい夫を見上げたルリーザは纏っていたマントを床の上に落し、胸の先と顔を除くすべてが深緑の鱗で覆われた躰を、欲情を誘うかのようにくねらせながら玉座へ上がり、細く長くなった舌を邪竜王の舌に絡ませ抱きつきながら、自身の性器に邪竜王の生殖器を挿入する。
「ンフゥン… はやくあなたの子を生ませてくださいね…」
人外の物となった眼を細めて腰を動かしはじめたルリーザは歓喜の声を上げた。





そして半年後。
新しいメンバーを加え、復活した新生ドラゴンナイツと邪竜帝国の戦いの幕が開いた…



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