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魔法少女 2nd - 1 -



「や、やめて… たすけて…」
「ウフフッ…ダメだよ。 ボクはおなかペコペコなんだから… ちゅぅ」
「イヤっ… ムグッ! ンン!!… ンンッ!…  ンン…   ン…」
ミイラのように干乾びる男たち、街中で絡み合う女たち…。
街は異様な空気に包まれはじめていた。
「ンフッ…ごちそうさまでした。 ウフフッ…お礼に、おねいさんにもこれをあげるね」
秘裂に挿入されていた尻尾が抜かれ、代わりに毒々しい紫のナマコのような生物が落とされた。
「ウフフッ…おねいさんも、みんなと一緒に楽しむといいよ」
黒い尻尾は邪悪に微笑む魔法少女のコスチュームに、路上に倒れてピクリともしない女を見下ろす眼が、人外から人の物へと戻ってゆく。
「サファイア、何をしていた」
ビルの非常階段に立ち、仲間とその足元に横たわる女を見やった白と碧の魔法少女が、掌に魔力を集め、碧の刃を作り出す。
「エ、エメラルド! もしかして、全部…」
「やっぱりキミは、妖魔にされていたのか」
「見てたのか…」
「妖魔に操られたキミと対戦したとき、キミの中にイヤな力を感じた。 妖魔と同じ、黒く邪悪な力を」
「だからなんだ。 だからエメラルドは、スキを見せなかったのか」
「私だけじゃない。 みんなキミの変化に気づいている。 だからこうして、誰かがキミを見張るようにした」
「チェッ! スキをみて、みんなを仲間にしようと思ってたのに…  残念」
余裕とも思える笑みを浮かべるサファイアの姿が、サキュバット・サファイアへと変わった。
「それがキミの本当の姿か」
目の前で仲間が妖魔に変身する姿を見ても、エメラルドに動揺の色はない。
それどころか、ティアラの碧のジュエルに魔力を集中し、一撃必殺の技を繰り出す準備を整えていた。
「エメラルド、今度も本気なんだ。 ウフフッ…」
「魔法聖女が仰っていた。 妖魔に堕ちた者を、救うことはできないと」
「妖魔になると、好きなことができて、とってもキモチいぃよ」
邪悪に顔を歪めたサファイアは、捕食した女を尻尾で絡めとり盾にする。
「ムダだ、サファイア。 キミが寄生させた蟲で、その人が妖魔になるのは時間の問題。 だから、キミと一緒に討つ」
エメラルドの切っ先が、サファイアに向けられた。


魔法少女 - Final -



肉壁の上で眠る少女の匂いを嗅いだ妖魔が愉悦する。
「フフフ…ワタシと同じ匂い…」
「う…うぅぅん……」
「フフフ…目を覚ましたのね。 ワタシの可愛いシモベ、サファイア」
妖魔の顔をしばらく見つめて、淫靡な笑みをこぼした少女は、肉壁から降り立つと恭しく跪く。
「ウフフッ…ハイ、ご主人様。 ボクはご主人様の忠実なシモベです」
妖魔の淫液で少女の人格は妖魔に変えられ、主従関係が躾けられていた。
「なんだか生まれ変わったような気分です。 ウフフッ…」
見た目は何も変わっていないが、妖魔と同じ匂いがする身体に満足の笑みを浮かべる。
「フフフ…そのとおりよ、サファイア。 あなたは生まれ変わったの」
「エッ? でも…」
妖魔の匂いはするが、どこも変わっていない身体を見やり、少女は怪訝な顔をしていた。
「フフ…人の精を糧とするワタシの眷属、妖魔サキュバットに生まれ変わっているわ」
そう言い終えた妖魔が、握り締めていた掌を少女の前で開く。
「これは、マジック…ジュエル…」
その蒼い石に以前の美しい輝きはなく、禍々しいオーラを放つ闇蒼のジュエルの中に、蝙蝠の羽を持つ蛇の影が浮かんでいた。
「フフフ…そう、マジックジュエル。 これまでと同じように、あなたの身を守ってくれるわ」
少女の胸に薄く残っている魔方陣に、闇蒼のジュエルが近づけられると、魔方陣とジュエルが蒼い輝きを取り戻し、ジュエルは魔方陣の中に吸い込まれてゆく。
ジュエルが少女の中に消えると、魔方陣は鮮やかな蒼から闇蒼、そして黒へと染まり、その形がジュエルの中の影と同じ、蝙蝠の羽を持つ蛇に変わり、すぐに元の魔方陣に戻った。
「ボクのジュエルサークルが…」
「フフフ…目覚めなさい。 我がシモベ、妖魔サキュバット・サファイア」
「サキュバット…サファイア… はうッ!」
胸を突き出すように弾んだ少女の身体に光のリボンが巻きつき、魔法少女のコスチュームが形成される。
蒼いリボンで留められた白いロンググローブ、白いニーハイソックスと足首までの蒼いショートブーツ、胸元を大きな蒼いリボンで飾られた白のロングレオタードドレス、そして蒼いマジックジュエルがはめ込まれたティアラを身に着ける、どこから見てもマジックサファイアにしか見えないその姿に、少女は戸惑いながらも、条件反射でいつものポーズをキメる。
「魔法少女…マジックサファイア…ここに……光!?  ハァァァァん…」
喜悦の声を上げ、両手で股間を押さえながら身体をクネらせるサファイアに変化が起きる。
「フフフ…これからが本当の変身よ…」
「ひゃうぅぅン… ふぁぁぁぁぁ…」
薄い水色のメイクが毒々しい紫に、白いコスチュームがヌメヌメした艶黒に染まり、サファイアの身体と同化し、その姿を変えてゆく。
艶黒のロンググローブを嵌めたような指先には紫の鋭い爪が映え、ソックスとブーツが一つになり、太ももの中ほどまでが艶黒になった脚の、つま先と踵が棘のように尖る。
レオタードドレスもドレスの裾がなくなり、大きく切り込まれたハイレグレオタード様になると、肩甲骨のあたりから蝙蝠の翼が、額のティアラも肌と同化し、禍々しい黒くねじれた2本の角へと変わっていた。
「…はぁぁん……キモチィィ…」
快感に身悶えるサファイアの変化は続く。
肌が青白く変色し、声を漏らす口元には黒い牙と先が二つに割れた細い紫の舌が、見開かれる白目が黒く、黒目が紅く染まる。
「くひィィ……イクッ…イクぅッ…イッちゃうッ!!」
翼を広げ、大きく背中を仰け反らせて絶頂を迎えるサファイアの躰が少女から大人に成長し、お尻に先端にくびれのある尻尾と、全身の黒艶に蛇肌の鱗模様が現れて、サファイアの変化は治まった。
「ンフぅぅん……んフぅぅ…フぅ……ウフッ…ウフフッ……妖魔サキュバット・サファイア…ここに堕淫…」
妖艶な声で名乗るサファイアは、淫猥と邪悪の笑みを浮かべながら、成長した胸を弄り、尻尾の先端に紫の舌を這わせた。
「フフフ…どう、それが本当のあなた。 妖魔サキュバット・サファイアの姿よ」
「これがホントのボ… ウフッ…ワタシ… ステキ…ここも…ここも…すべてキモチィィ…  ヒャイんッ…」
全身を弄り、唾液で濡らした尻尾の先を秘裂に挿入し、妖魔になったことを実感したサファイアは、侵される悦びと侵す悦びを同時に味わい悶絶した。
「フフフ…サキュバット・サファイア、ワタシの為に働くことを誓いなさい」
「ハヒッ…ハヒッ…ヒッ……ヒッ……はぁい…」
人のときとは比べ物にならない悦びを楽しむサファイアが、惚けて虚ろになった眼を妖魔に向ける。
「ウフフッ…ワタシ、サキュバット・サファイアは、メデューサキュバット様の従順なシモベとして、永遠の忠誠を誓います」
言葉を終えると、サファイアの頬に蝙蝠の羽を持つ蛇の闇蒼の模様が刻まれた。
「あふぁぁぁ…キモチィィ…」
「フフフ…これであなたは完全に、ワタシのモノとなったのよ」
サファイアは服従する悦びに淫蕩な笑み浮かべる。
「ハイ、ワタシはご主人様のモノです。 なんなりとお申し付け下さいませ…」
「フフフ…これからあなたにして欲しいことを伝えるわ。 妖魔の悦びを楽しみながら…ね…」
妖魔の唇がサファイアの唇に重なり、淫毒が流し込まれた。
「ンチュ……ウフッ…ご主人様の淫毒…甘くて…酸っぱくて…美味しいですぅ… ンはぁぁッ…あっ…あぁぁ……ンヒッ…」
妖魔はサファイアの尻尾を舐め、赤紫の実を露出させると自分の秘裂に挿入し、自分の実をサファイアの秘裂に挿入した。
「ハッ、ハヒッ、ハヒィィィィィィィィィ…」
「フフフ…これが妖魔の…  フフフ…まだ少し早かったみたいね… フフッ…フフフ…」
ただ挿入し、挿入されただけで、サファイアは絶頂を迎え、意識を失っていた。





数日後。

深夜の地下鉄構内。
「う…うぅぅん… ボク…どうして…なにが…」
「大丈夫ですか、サファイア」
サファイアは白と紅のコスチュームに身を包む、魔法聖女マジックルビーの腕の中で意識を取り戻した。
「サファイアはこれを憑けられて、妖魔に操られていた」
魔法少女マジックエメラルドが、碧の刃で串刺しにした蛸のような妖魔を見せる。
「妖魔に…操られて… そうだ! ボクはそれを頭に憑けられて!! ゆ、許さなッ!? 痛ッ…」
「すまない。 操られていたサファイア… 想像以上に手強かったので、こちらも本気で…」
白と碧のコスチュームに身を包むエメラルドが、傷ついた腕を押さえながら話をする。
「ゴ、ゴメンなさい… ボク、みんなに迷惑を…」
「ホントに… ひとりで行動しないで下さいって、あれほどお願いしていたのに…」
「お疲れ~ 雑魚はぜ~んぶ片付けてきたぞ。 雑魚ッ、はな!」
「残念ながら、メデューサキュバットには逃げられてしまったですぅ。 あっ、サファイアちゃん、大丈夫ぅ」
白と黄色のコスチュームの魔法少女マジックトパーズと、全身白のコスチュームの魔法少女マジックダイヤが合流して来た。
「みんな…ごめんなさい。 ボク、みんなに迷惑かけちゃって…」
「ホンット、凶暴化したサファイアを抑えるのに苦労したよ」
「苦労したのは、エメラルドちゃんとルビーさんであって、トパーズちゃんは…」
「っるっさい!! ダイヤだって、仲間と戦えなぁ~いってたろッ!」
安堵の表情で口々に話をしている仲間を見上げるサファイアも笑みを浮かべる。
だがその笑みに含まれる邪悪な意志に気づく者は誰もいなかった。
(ウフフッ…マジックジュエルがボクの妖気を抑えて、誰もボクが妖魔だって気づいてない…  バカなやつら…)
彼女と一緒に邪悪に染められたマジックジュエルが、妖魔となったサファイアの匂いや妖気を抑え、妖魔と戦い続ける魔法世界からの使者、魔法聖女の目も欺いた。
(ボクは芝居だったのに… エメラルド、本気だったよね。 すっごく痛かたよ…  ちゃんとお礼はするからね… ウフフッ…)
四人を見渡したサファイアの目は、碧の魔法少女で止まっていた。


魔法少女 - 2 -



「ンムッ…ンチュルル…」
「ンチュ…ンン…… うふぅ…おいしぃ……あまくて…すっぱくて……とってもおいしいよぉ…」
口移しに飲まされる淫毒を、味わうように飲み干したサファイアが恍惚の笑みを浮かべる。
「フフフ…そろそろ…」
「あはぁ……むね…くりくりされると… ひゃうぅぅん…」
粘液で汚され、蒼と白から灰色と闇蒼に変色しているコスチュームに、くっきり浮かび上がっている胸の尖りを弄られたサファイアが声を上げ、全身を小さく痙攣させた。
「…かしらね… フフ…フフフ…」
心も体も快楽の虜となったサファイアを見下ろす妖魔の、鱗に覆われた尻尾の先がヌルリと捲れ、先端から黒い粘液を滴らせる赤紫の実が現れる。
「フフフ…これからあなたの中に、ワタシの淫液をたっぷり注ぎ込んであげる。 そしてあなたをワタシの物に… ワタシのシモベに変えてあげるわ。 淫らで可愛いシモベにね」
「ふぁい…ください…ンフゥン…ンフゥン……あはっ…クチュクチュされると…とっても…キモチィィのぉ…」
「フフフ…挿れて欲しい?」
妖魔はサファイアを焦らすように、蛇肌の尻尾を秘所に擦りつけてから、赤紫の実を秘裂に軽く押しあてた。
「あふぁぁぁぁぁ… くちゅくちゅしてぇ…」
「フフフ…ホントにいいの? ワタシの淫液はあなたを眷属に… ワタシの仲間に作り変えちゃうのよ。 フフ…」
黒い粘液がコスチュームに穴を開け、実がサファイアの秘裂にわけいる。
「あはっ…ひゃあぁぁぁぁ…」
「フフ…ワタシの仲間になれば、もっと…」
サファイアの反応を見ながら、妖魔の尻尾が押し込まれる。
「もっと…  クヒッ…!」
初めて味わう快感にビクンと体を弾ませたサファイアの手から、薄れるようにロンググローブが消滅してゆく。
「フフフ…少し挿れただけなのに… フフ…」
思いどおりの変化を見せるサファイアを邪悪な眼で見やり、秘裂に挿入した尻尾をさらに奥へと進める。
「キャヒぃ…! ヒッ…ン…あぁっ…」
「フフフ…とってもキモチいいでしょう。 フフフ…これからもっとよくなるから…」
ビクビク体を震わせて絶頂を迎えるサファイアのニーハイソックスとショートブーツがグローブと同じように消えていった。
「フフフ…あなたがイクたび、マジックジュエルの力は、あなたの中から消えてゆく。 そして…フフフ…」
「いぃ…いぃのぉッ! またぁッ!」
サファイアの背中が大きく仰け反り、ロングレオタードドレスが消滅する。
「フフフ…あなたの純潔にたどりついたわ」
妖魔は挿入した尻尾を小刻みに動かして、サファイアを昂らせる。
「あ…あぁぁ……はぁぁぁぁぁぁぁ…」
「フフフ…」
「あふぁ………して…もっと…してください……もっと…きもちよく…してください…」
「フフフ…あなたが望むなら、してあげるわ。 純潔を破り、中にワタシの淫液を注ぎ込んであげる」
「ふぁい…して…ください… ボクを…よう…まに…して…ください…」
サファイアの手が自分の中に挿入されている尻尾を掴み、そして…。
「きひっ… ハアっ…アァ…」
自ら妖魔に純潔を捧げ、小刻みに体を震わせるサファイアの額に残されていたティアラが、その役目を終えるかのように消滅し、小さな胸の中心に蒼い魔方陣と、本来の輝きを失った蒼いマジックジュエルが現れた。
「フフフ…自分から純潔を捧げるなんて、面白い子…」
妖魔は舌でマジックジュエルを絡め獲ると、そのまま体内に取り込み、肉壁の上で陶酔した目で、心待ちにしているショートヘアーのボーイッシュな少女を見やった。
「フフフ…これからたっぷりと可愛がってあげる…」
「ハ、ハイ…クチュクチュして…ください… ボクを…キモチよくしてください…」
妖魔の赤紫の実で冒される少女は、鈍い痛みを感じながら歓喜の声をあげた。


魔法少女 - 1 -



「や、やめろッ… こんなことしても、ボクは…」
「まだそんな口がきけるの… 仕方ないわね、もう少し淫毒をお飲みなさい」
魔法少女マジックサファイアは、妖魔メデューサキュバットの卑劣なワナにかかり、囚われの身となっていた。
「ムグッ…ン…ング…ン…ンムゥ……」
ブヨブヨしたピンクの肉壁に、そこから伸びる触手で手足を拘束されているサファイアの口に、毒々しい紫の唇が重なり、喉の奥まで入れられた二股の舌から、淫毒を流し込まれるサファイアの顔が苦悶に歪む。
「ンハッ… ケホッ…ケホケホッ……にがぃ…  こんなもの、どれだけ飲まされても、ボクは…ケホッ…」
「フフフ…いい表情よ、ゾクゾクするわ。 フフ…じゃあ、はじめましょうか」
紫の爪が映える青白い指がパチンと鳴り、サファイアを拘束している肉壁が彼女の体に襲いかかる。
「な、なにをッ! やめろッ! キモチわるい、やめろッ!!」
サファイアの体は、肉壁から伸びる触手で蹂躙され、清楚な白を基調としたコスチュームが灰色の粘液で汚されてゆく。
「フフフ…魔法少女は純潔乙女、知識も経験もないあなたが、邪淫の甘い蜜の美味を知れば……フフフ…」
「なに言ってるのか…わかんないけど… ムダだから…」
サファイアは口を真一文字に閉ざして、触手の蹂躙を堪えていたが、太ももの付け根に巻きついた触手がニュルリと蠢いた瞬間、彼女の口からこれまでとは違う、湿った声が漏れる。
「ン…はぁン…」
「フフフ…フワフワした、イイ気持ちになってきたでしょう」
「なにそれ……イぃじゃなくて…ヘンな…キモチよ…ハァァァ…」
顔を紅潮させて、力のない眼を妖魔に向けるサファイア。
「ヘンなキモチ、ねェ… フフフ…」
蛇肌の腰を妖艶に振りながら近づいた妖魔は、サファイアのヘソに指をあて、その指をゆっくりと下へ滑らせた。
「なにするの、ヤダッ、やめろ、やめっ…ヒィ!」
妖魔の指先が淫核をかすめ、サファイアの体がビクンと弾む。
「あ…あぁ……」
サファイアは唇を震わせ、怯えた眼を彷徨わせていた。
はじめて体験した衝撃と感覚は、サファイアの戦意を奪い、恐怖を抱かせる。
「フフフ…どう、はじめてイッた感想は… と言っても、ホントの絶頂はこれから…フフフ…」
「あふぁ…ふぇ…… な…なに…が……  あっ…や…やめ…やめて…またッ、ひぐッ!!」
妖魔の指が股間を蹂躙する触手を押しのけ秘裂に辿り着くと、サファイアの体はさらに大きく弾み、ビクビク体を震わせた。
「きゃひぃ、ひっ、ひぃッ」
「フフフ…あれだけ淫毒を飲ませてあげたのよ。 これくらいじゃ、治まらないわ…」
胸元を蒼いリボンで飾られた白いロングレオタードドレスの上から、妖魔の指がサファイアの秘裂に押し込まれる。
「あ…あぁ……あふぁぁぁ……」
ガクガク全身を震わせるサファイアの口が半開きになり、口元から落ちる涎が長い線を引く。
「フフ…頭も体も痺れたようになって、イイ気持ちでしょう。  フフフ…これが快楽… ほら、はじめてなのに、こんなに濡れてる…」
妖魔は挿入した指をゆっくりと動かし、くちゅりくちゅりと淫靡な音を奏でる。
「あ…あぁ…ふぁぁぁ…… ンン…ンフん…あン…あぁン……はぁン…ンフん…」
「フフフ…ワタシが淫欲の悦びを教えてあげる。 あなたが見たことも、感じたこともない邪淫な世界をね…」
肉壁が躍動し、サファイアの腰を持ち上げ足を広げさせると、妖魔の指がサファイアの秘所を本格的に愛撫しはじめる。
はじめはされるがままだったサファイアも、妖魔の愛撫に合わせるように腰を動かすようになりだした。
「はぁん…ンフゥ……ンフフ…ンン…」
「フフフ…」
「ンハァァん……ヘンなキモチが…どんどん……ひろがって……」
「フフ…それはヘンなキモチって言わないの、イイ気持ちって言うのよ」
「クフゥん…イイ…キモチ……はァッ……ンフ…イぃキモチ…」
魔法少女には不釣合いな淫靡な笑みを浮かべたサファイアに、妖魔に対する敵愾心は微塵も感じられなくなっていた。
「フフフ…そうよ、もっと快楽をもとめるの… 快楽のことだけを考えなさい」
「ふぁい…くちゅくちゅ…されると…いぃ…キモチぃ……ンフゥん…」
淫欲とは無縁だった純潔乙女の体は、貪欲に快楽を求める淫猥な体へと変えられ、精神も掌握され、完全に支配されていった。


身も心も捧げる者 -Final-



ヘルメットと邪竜のスーツは脱がされているが、開脚台に拘束されたままの裕香がギールを睨む。
「こんなことで…あなたたちの…仲間になるわけ…  うっ…うっくぅ…うあぁぁ…」
「クックックッ…」
正気を取り戻して反抗的な態度を見せる裕香をあざ笑い、ギールは手に持っている装置のスイッチを押した。 すると裕香が拘束されている台から伸びる邪竜の偽生殖器が陰部に挿入され、裕香に植え付けられた快楽の記憶が呼び覚まされる。  ギールはわざと裕香を正気に戻し、より強い快楽を与えて邪竜の虜となる悦びを憶え込ませていた。 その結果、裕香は人としての自我を取り戻し難くなり、自我を取り戻しても少しの快楽を与えるだけで、邪竜の忠実なシモベに覚醒するようになっていた。
「うぅ…うくぅ………はぁッ…」
裕香は呼び覚まされる快楽と邪竜の意識を抑えようとするが、強張らせている体からゆっくりと力が抜ける。
「クックックッ… お前は何者ですか。 答えなさい」
「わ…わたしは…しおん…ゆか……じゃ…じゃりゅうっ…うぅッ……たたかうはぁッ……」
小さく体を震わせた裕香は、恍惚の笑みを浮かべ背中を浮かせる。
「クックックッ… お前は何者ですか」
「あっ…はあぁぁ……」
「クックッ… さぁ答えるのです。 お前は何者ですか」
「…ハ…ハイ… わたしは…邪剣士……邪竜帝国の…邪剣士ユカーザ…です… 邪竜帝国に忠誠を誓う…邪竜のメス…です…」
快楽で虚ろになった瞳をギールに向けて裕香は従順に答える。
「クックックッ… ユカーザ、我々にとって人間は何ですか」
「…ハイ… 人は… 人間は邪竜帝国の糧…  下等な人間どもは、邪竜帝国に支配されなければならない」
「ではドラゴンナイツを知っていますか」
「ハイ ドラゴンナイツは邪竜帝国の敵、邪竜王様に楯突く敵です」
植えつけられた邪竜の意志を口にするたび、裕香の瞳は邪悪な輝きで満たされてゆく。 その変化にギールは満足したのか、何度も頷き目を細めた。
「ユカーザ、お前の務めは何ですか」
「ハイ 邪竜兵を従え、下等な人間どもを狩ること。 メスとして、ご主人様にお仕えする…はふぁふぅ…」
陰部に挿入されている偽生殖器が淫靡な音とともに抜かれ、体の拘束が解かれる。
「クックックッ… ユカーザ、お前の主は誰ですか」
拘束されていた開脚台から降りた裕香は恭しくギールの足元に跪き、うっとりとした顔でギールを見上げた。
「ハイ… わたしのご主人様… それは…ギール様です…」
「ククッ…クックックッ…」
「わたしはご主人様の忠実なシモべ… なんなりとお申し付け下さいませ…」
ギールが黙って頷くと、裕香は淫猥な笑みを浮かべ、ピチャピチャと淫らな音をたてながらギールの生殖器に舌を絡ませはじめた。
「クックックッ… 正気を取り戻しても、快楽を与えてやれば直ぐに従順なシモベに覚醒する…」
「ンフッ……ンン…ンン…」
ギールは生殖器を裕香の口に捻じ込み腰を動かしはじめると、裕香も夢中になってギールの生殖器にしゃぶりついた。
「クックックッ… 良く出来ました。 褒美を上げましょう… ウゥッ…」
裕香は口の中に放たれたギールの濃厚な精を喉を鳴らしながら飲み干した。 このあとも同じ処置が繰り返され、
裕香が紫苑裕香でいられる時間は短くなっていった。




「クックックッ… ここに挿れて欲しいですか」
開脚台の上で足を広げ、陰部を弄ぶギールの指をしっかり銜えて悶える裕香は、ギールの生殖器を両手でしごきながら懇願の目を向ける。
「ハ…ハイ… ご主人様の… …を挿れて… わたしがご主人様のモノであることを… お願い…します… …挿れて…突き上げて…下さい…」
「クックックッ… それを望むのであれば、完全な邪竜のメスにならなければなりませんね… ドラゴンナイツ、ドラゴンホワイト紫苑裕香」
陰部に挿入していた指を抜き、裕香が正気を取り戻す切欠となっていた言葉を聞かせる。
「あぁ…やめな…… …どら…ごん………どらごん…ないつ……ほわいと……しおん…ゆか……」
惚けて虚ろになっていた裕香の瞳に意志の輝きが戻るが、それがこれまでとは異なることをギールは見逃さなかった。
「クックックッ… どうかしましたか ドラゴンホワイト、紫苑裕香」
「それはわたしの敵… 邪竜帝国に楯突く敵の名でございます。 わたしはユカーザ、邪竜帝国の邪剣士ユカーザ、ギール様のメス…でございます…」
欲情したメスの目で主を見上げた裕香は、ゆっくりと起き上がるとギールの首に腕を回して口付けを求めた。
「クックッ… お前はドラゴンホワイト、紫苑裕香ではないと言うのですか」
「ギール様… どうしてそのような事を… わたしはユカーザです。 邪竜帝国のユカーザでございます。 ギール様にお仕えする邪竜のメスでございます…」
ギールの冷たい仕打ちに、裕香は切ない顔を見せる。
(クックックッ… この反応、仕上がったようですね)
「クックックッ… 良いでしょう。 お前の忠誠心を見せてもらいましょう」
ギールの目が裕香の陰部を作り変える紫色の肉片が入っている容器に向けられた。




「はぁっ……はい…わたしは…ルリーザ… 邪竜王様のメス… 邪竜帝国の… …です…」
るりは邪竜兵の頭で作られたヘルメットを被されたままだったが、身に着けていた邪竜のスーツは脱がされ、半透明の深緑色をした液体の中に首から下を漬けられている。 その中でるりの体はゆっくりと姿を変えていた。 下腹部の皮膚が鱗のあるショーツを着けたように変質し、鱗で覆われた指先に鋭く伸びた爪、首から胸元までが先端の尖りとその周辺だけを残して鱗に覆われていた。
「クックックッ… 細胞分裂のスピードが上昇しているようですね。 これならば…」
るりが入っている容器と繋がった画面に表示されているデータを見ながら、ギールが制御パネルを操作すると、ヘルメットが取り除かれて、変わりにるりの口と鼻を覆うカバーが被さり、深緑の液体の中に頭の先まで沈められた。
「古より我らの、邪竜の鎧を纏い続けたことで、細胞レベルでの邪竜化が進んでいたのでしょう。 ククッ…クックッ… それが邪竜の意志を植えつけたことで…  邪竜の快楽を求める心が、自らの肉体を進化させているのでしょう…  ククッ…ユミーザがお前の… ご無礼致しました…ルリーザ様。 邪竜王様のお后となられる貴女様のことを知れば… クックックッ…」
そう話すギールの顔は邪悪に歪んでいた。




「…はぁぁ…………くひぃ! ヒッヒィ…」
冷たい施術台の上で仰向けになっているギールにまたがる裕香が背中を大きく反らせる。
「ス…ステキです… ギール…様の…  奥まで…刺さって… ハヒッん…」
ヒクヒク体を震わせて余韻に浸る裕香をギールが腰を動かし突き上げる。
「ハヒッ…イヒッ……ヒッ…」
淫靡な笑みを浮かべた裕香は、ゆっくりと腰を浮かせてギールの上から降りると、毒々しい紫をした秘所から滴るギールの緑色の精液と自分の薄紫の秘液を指ですくい美味しそうに舐めた。 そしてまだ勢いを失っていないギールの生殖器を口で銜えた。
「ンチュ…ンフッ……ハフッ…」
「ウッ… クッ…クックッ…  ユミーザとは違う良さがある… もう一度、挿れなさい」
「ンチュ… ハイ…悦んで…」
裕香はギールにまたがり生殖器の先を秘唇に合わせると、焦らすようにゆっくりと腰を下ろして最深部までしっかりと挿入した。
「クフゥゥ… ンフフ… フフッ…  ンン… ンン…」
ギールの熱い生殖器を銜えるとそれだけで絶頂を迎え、その余韻を残したまま淫猥に腰を動かしていた。
「もう少し梃子摺るかと思っていましたが…」
黒い半透明のボディスーツ姿で現れた裕未は不満な表情をしていた。
「クックックッ… どうかしましたか。 ユミーザ」
裕未の機嫌が悪い理由を知っていたが、ギールはわざと知らないフリをして訊ねた。
「るりの調教がはじまってからの邪竜王様は… ルリーザ、ルリーザ… ルリーザの様子を見て来いと… ルリーザのことばかり…  ギール様はギール様で…」
裕未はギールの上で喜悦の声を漏らしている裕香を嫉妬と憎悪の眼で睨む。
「ギール様! 邪竜王様はどうして、るりのことばかりお気になさるのですか!!  それにるりはどこで調教されているのですか!」
裕未は敵意のある眼をギールに向け直した。
「ギール様… なかに… 出して…下さい…  ギール様の…熱い…」
「裕香! 静かになさいッ!  わたしはギール様と大切な話をしているのよ!!」
「ンフゥ…ン…  ウフッ…フフフ…  なにをイラついてるの…ユミーザ…  わたしは…裕香…なんて名前じゃないわ… ユカーザ… わたしの名はユカーザよ…  ンフフフ…ギール様ァ…」
裕未を挑発するようにギールに抱きつき、さらに快楽を求めようとする裕香に裕未の怒りが極限に達する。
「いい加減にしなさい、裕香ッ!!」
裕香とギールを睨む裕未の眼は、ドラゴンレッドとして戦っていたときの輝きを取り戻していた。
(クックックッ… 2人を手に入れたいま、紫苑裕未としての記憶は災いとなるでしょう…)
「ククッ… ユカーザ…」
「ウフフッ… かしこまりました。ギール様」
ギールは裕香の耳元で何かを囁き、何度か頷いた裕香は邪悪な笑みを浮かべた。


「ど、どうしてわたしがこのような仕打ちを! わたしは邪竜帝国への忠誠を誓い、裕香とるりを…」
裕未は施術台に両手足を広げるように拘束されていた。
「クックックッ… それはわかっています。 だからです」
「…そ…それは…どう言うことですか… ギール様…」
「クックッ… お前の役目が終わったと言うことです。 ドラゴンレッド、紫苑裕未」
「ち、違います。 わたしはユミーザ、ドラゴンレッドでも、紫苑裕未でもありません」
「クックックッ… そうですか? ついさっき、私とユカーザを睨んだあの眼、あれはドラゴンレッドとして戦っていたときと同じでしたよ」
「そ、そんなことはありません…」
「クックックッ… お前と違い、人間としての記憶をすべて消し去った紫苑裕香は、完全な邪竜のメスです」
「それはわたしの記憶を… 紫苑裕未の記憶を消すと言うことですか…  でしたら悦んで、ギール様の調教をお受けします。 このように拘束されなくても… 悦んで邪竜帝国の… 邪竜王様のメスに…」
「クックッ… その必要は、お前が邪竜王様のメスになる必要はありません」
「エッ!? そ、それはどう言うことですか… メスとして邪竜王様にお仕えすることはわたしの…」
「クックックッ… 邪竜王様にお仕えする… いいえ、邪竜王様はお后をお迎えになられるのです」
「エッ… 邪竜王様が…お后を…    まさかそれは…」
「クックックッ… そうです。 ルリーザ様ですよ」
「そ、そんなこと…」
「クックックッ… ルリーザ様は心から邪竜王様のメスになることを望まれ、変わられた。 邪竜王様にお仕えするに相応しい躰を手に入れる為に、自らの意志で進化されたのです」
「るりが…邪竜王様の…  わたしは…もう…必要ない…」
「クックッ… 必要ないことはありません。 お前も私のメスになるのです」
「…わたしは…邪竜王様に…捨てられた…  …イヤ… イヤよ… わたしは… わたしは…邪竜王様のメス… わたしがメスなのよ…」
「クックックッ… 意外と脆かったですね」
ギールが放心状態の裕未の首筋に注射を打つと、裕未は快楽を求める人形に成り果てていた。
「クックッ… 私はルリーザ様の様子を窺ってきます。 ユカーザ、ユミーザの再調教は任せましたよ」
「ウフフッ… ハイ、かしこまりました。 ギール様」
恭しく頭を下げる裕香は、太い偽生殖器が3本付いた器具を自分の股間に取り付けていた。





数日後、石動研究所は邪竜帝国の襲撃を受けた。
ドラゴンブルー、グリーンの2人では抑えきれないと判断した石動道三は、紅白黄の3つの竜珠とブルー、グリーン、弓永さやかを含めた数名を引き連れ、早々に研究所を放棄した。

邪竜帝国、玉座の間。
「邪竜王様、申し訳ございません。 せっかく機会を頂いたと言うのに、竜珠と主だった輩どもを取り逃がしてしまいました…」
「グフ…グフフ…… お前が無事ならば、そんなものはどうでも良い、愛しき妻ルリーザよ…」
「ウフフ… ありがたきお言葉…」
跪いて作戦失敗の報告を済ませたルリーザが立ち上がる。
「ルリーザ様 すぐにお食事のご用意を…」
「ええ、そうして頂戴、ユミーザ。   そうね、狩りたての子供の肉がいいわ」
「ハッ、かしこまりました。 ルリーザ様」
ルリーザの後ろに跪いていた紅の邪剣士ユミーザが深々と頭を下げるとその場から退く。
「ルリーザ様 逃げたドラゴンナイツの捜索を開始致します」
「ええ、討伐の指揮はわたくしが執ります。 見つけたら直ぐに教えて頂戴」
「ハイ、かしこまりました。 ルリーザ様」
白の邪剣士ユカーザも同じように深々と頭を下げるとその場から退いた。
「グフフ… その様なことは、ギールに任せておけば良い」
「ウフッ… これからは夫の為… オスの為に働くことも、メスの勤めでございます。 あの2人も、ギールの為になると、悦んでいましょう」
「グフ… 頼もしい限り… 来い、ルリーザ」
「ウフフ… ハイ、あなた…」
愛しい夫を見上げたルリーザは纏っていたマントを床の上に落し、胸の先と顔を除くすべてが深緑の鱗で覆われた躰を、欲情を誘うかのようにくねらせながら玉座へ上がり、細く長くなった舌を邪竜王の舌に絡ませ抱きつきながら、自身の性器に邪竜王の生殖器を挿入する。
「ンフゥン… はやくあなたの子を生ませてくださいね…」
人外の物となった眼を細めて腰を動かしはじめたルリーザは歓喜の声を上げた。





そして半年後。
新しいメンバーを加え、復活した新生ドラゴンナイツと邪竜帝国の戦いの幕が開いた…



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